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お知らせ・更新情報

コロナ禍におけるサッカー観戦について

お知らせ

2021年10月1日

サッカーファミリーの皆様には日ごろから北海道サッカー協会の事業に多大なる応援とご支援を賜り誠にありがとうございます。

さて、新型コロナ感染防止対策の一つとして、当協会では、その主催事業において観戦制限を行っております。このことに関しまして、皆様からは数多くのご意見、ご批判を頂戴しています。 時には、代表戦やJリーグ、他のスポーツを例に、有観客試合の実施に努力せずして安易に無観客試合とするのは当協会の怠慢ではないかとのご意見もいただいております。

協会長として、皆様からご協力を賜るためには、この機会に当協会主催事業への観戦に対する基本的な考え方をご説明し、より良くご理解していただくことが必要であろうとの思いから本文をHPに掲載させていただくことにいたしました。

残念ながら、ワクチン接種の進行にもかかわらず現在のコロナ禍が早期に終息する目途はたっていません。さらに、冬季を迎えるこれから第六波の到来を危惧する専門家も少なくありません。

当協会は、もうしばらくは新型コロナと付き合っていかなければならないとの認識の下、人間の根源的な喜びであるスポーツとしてのサッカー活動を止めることなく可能な限り事業を進めることを基本方針といたしております。これには、プレーすることのみならず、観戦も含まれます。まさにウィズコロナでのサッカー活動への挑戦です。

そのためには、プレーヤーのみならず、試合を実現するために欠かせないスタッフの安全確保が最優先されます。特に、スタッフの多くはボランティアです。毎日の仕事があり、家庭がある中でサッカー活動のために力を尽くして下さる方々です。彼らの安全確保無くして事業そのものが成り立ちません。そして、その次に関係者を含む観戦者の安全確保が検討されます。

試合会場の環境は、都市部と地方、ピッチの観客席の有無など夫々に千差万別です。基本は、それを楽しみにしている皆様に観ていただきたいとの思いから常にその実現のために最大限の努力をしています。しかしそれは画一的なルールでは実現しません。当協会と主管団体は、その時々の環境に合わせたルールを作っています。繰り返しになりますが、その際もプレーヤーとスタッフの安全確保が最優先です。ウィズコロナでの観戦となります。大変申し訳なく思いますが、観戦には制限を設ける場合が ございますことをご理解ください。
当協会では、観戦できない皆様への動画配信の準備を進めています。できるだけ早く実施できるよう努力しています。準備でき次第皆様にご報告いたします。以上、未だ説明が不十分かもしれませんが、なにとぞ皆様のご理解とご協力を賜りたく重ねてお願い申し上げます。

公益財団法人 北海道サッカー協会

会長 吉 田 一 彦