皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
いよいよ北海道にも新たなサッカーシーズンが開幕しました。
選手の皆さんはもちろん、その成長を支える指導者、審判員の皆さんにおかれましても、
新たな夢と目標に向かって心を高鳴らせておられることと思います。
さて、公益財団法人北海道サッカー協会では、HKFA中期ビジョンにおいて
「全国大会ベスト4以上」という明確な目標を掲げています。
私は、この目標を単なるスローガンで終わらせるつもりはありません。
北海道サッカー界が次の時代へ進むために、必ず現実のものにしなければならない挑戦だと考えています。
その実現のためには、選手を育てるだけではなく、 指導者の指導力を高め、
全国水準を維持する審判員の資質を磨き、さらには北海道の強みであるフットサル分野を一層発展させるなど、
北海道サッカー界全体の力を底上げしていく必要があります。
そして何より、全国で勝つために必要な“本物の基準”を、北海道の現場に持ち帰る人材を増やしていかなければなりません。
そこで本協会では、北海道の未来を担う人材育成事業として、
HKFA NEXT PROJECTを立ち上げました。
本事業は、道内のトップレベルを目指す指導者・審判員の皆さんが、自ら希望する全国トップレベルの現場へ赴き、
指導者は指導哲学、コーチングの考え方、勝利に直結するトレーニングの質、
また審判員は、ゲームマネジメントの視点など、机上では決して得られない“本物”を
直接学んでいただくための支援プログラムです。
私自身、これまで20数回にわたりチームを全国大会へ送り出してきました。
そのたびに感じてきたのは、北海道は決して戦えていないわけではない、
しかし勝ち切るところまでは届いていない、という悔しい現実です。
一回戦で善戦し、「あと一歩だった」と評価される試合はあります。
ですが、それは全国の入口に立ったに過ぎません。
その先へ進み、本当に勝ち上がるチームになるためには、なお大きな差を埋めなければならないのです。
その差は、日々のトレーニングの質であり、選手層の厚みであり、試合の流れを読む力であり、
勝負所での判断であり、そしてそれらを導く指導者の力です。
表面上は僅かな差に見えても、全国で勝ち続けるチームには揺るがぬ土台があります。
北海道がベスト8で満足せず、ベスト4、さらにその先を本気で目指すなら、この現実から目を背けてはなりません。
私は、その差を埋める一番の近道は、志ある指導者・審判員が全国トップの現場に飛び込み、
自分の目で見て、肌で感じ、学び、問い、そして自らを変えることだと確信しています。
書籍や映像で知識を得ることはできます。しかし、人を本当に変えるのは、現場で受ける衝撃と気づきです。
その経験が、一人を変え、現場を変え、やがて北海道全体を変えていくと私は信じています。
ユース育成のために積み立ててきた財源を活用し実施するこの貴重な機会を、
ぜひ北海道の未来を本気で変えたいという強い志を持つ皆さんにつかんでいただきたいと思います。
詳細は、公益財団法人北海道サッカー協会ホームページ内、研修会・講習会(技術委員会・審判委員会)をご確認ください。
北海道の歴史は、待っていても変わりません。
現場で挑戦する人間の熱と行動だけが、その未来を切り拓きます。
北海道の未来を変える本気の挑戦を、心よりお待ちしております。