皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
6月には日本中が大きな期待を寄せるワールドカップが始まります。
ここにきて代表選手の怪我のニュースが入り心配ですが、本大会前には万全の態勢でチームに戻ってくることを期待しましょう。
そして北海道の皆さんには、もう一つの楽しみが訪れます。
同じ時期にJリーグチームのキャンプが北海道各地で始まり、間近でプロの選手たちのプレーを見ることができることです。
私はJリーグで審判として笛を吹く機会があり、同じピッチで選手と関わる中で多くのことを学び、
それをサッカー指導に役立てることができました。
皆さんも、これまで見てきたサッカーとの基準の違いに気がつくことでしょう。
トレーニング姿の選手たちを見ると、プロ選手のオーラや存在感を感じるはずです。
ふくらはぎや大腿、そして上半身など必要なところに見事な筋肉がつき、体が一回り大きく精悍に見えるからです。
随分前になりますが、ある日本代表選手のユニフォーム姿を思い出します。
首や肩、背中の上部にかけての僧帽筋が大きく盛り上がり、ユニフォームの襟が外に開き、
当時は違和感を覚えましたが、海外のサイズの大きい選手と戦うためには、
このような体づくりが必要なのだとその後、理解することができました。
そしてキックの音も印象的です。ハンマーで芯を叩いたような「ドズン」という音は、これまで聞いたことのないものです。
さらに接触プレーでは骨と骨がぶつかる音に、思わず一歩引いてしまうかもしれません。
もちろん、スピードやプレッシャーの中でのテクニック精度の違いにも驚かされるはずです。
指導者の方々は、ぜひ機会を作って練習や練習試合を見学してみてください。
ボールを持ってからの動きだけでなく、ボールを受ける前のポジションや駆け引きなど、
自チームに足りない戦術的動きを見いだすことができるはずです。
もちろん、練習試合の審判員の方々にとっても、Jリーグの選手達を相手に笛を吹くことは、
またとないチャンスであり、大きな刺激となることは間違いないでしょう。
北海道にJリーグチームが集まることは、地域にとって大きな財産です。
この機会を楽しみながら学び、北海道サッカーの発展につなげていきましょう。