皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
帯広市ではインターハイ女子の大会が終了すると、
8月15日から24日にかけてすぐに第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会が開催されました。
本大会は13年間という長きにわたり、十勝FAで開催していただきましたが、
さすがに一息入れようということで、来年度から道央圏で実施されることとなりました。
最終日の表彰式には全日本クラブユース連盟の役員の皆さんだけではなく、JFA田嶋幸三会長もご参加いただきました。
このことだけでも、十勝FAの大会への功績をご理解いただけると思います。
十勝FAの皆さんには感謝しかありません。
これからも各種大会の開催、よろしくお願いします!
そして最大のサプライズは、FIFA女子ワールドカップに3度の参加をした手代木直美さんが
FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランドが8月20日に終了した、
わずか4日後に帯広の陸上競技場に顔を出されたことです。
近くの清水町出身ということもあり、つかの間の里帰りだったそうですが、都合を合わせ会いに来てくれました。
手代木さんには女子ワールドカップ関連の話しをたくさんして頂きましたが、
山下良美さんの活躍をとても喜んでいた様子が伝わってきました。
決勝戦・準決勝で笛を吹いたのは米国のトリ・ペンソさんでした。
私の経験から主要な大会で2試合連続の主審はほとんどないことから、
山下さんの決勝主審の可能性が残されていたのではないかと期待しました。
しかし、そのペンソさんの準決勝のパフォーマンスがあまりにも素晴らしかったことも高い評価を得たそうです。
それでも女子ワールドカップ決勝戦で4thを担当したのは
2007年(中国大会)の現北海道サッカー協会副会長の大岩真由美さん以来です。
選手で主将を務めた熊谷紗希選手と三宅史織選手が北海道出身でもあり、
皆さんの活躍のおかげで私はJFA田嶋会長の前で大きく胸を張ることができたことを皆さんにお伝えしておきます。
女子ワールドカップ担当審判員は開催の10日前から、オーストラリアで合宿を行い、
判定基準の統一とともにコンデション調整を続けたそうです。
手代木さんは食事に関しては全く問題ないということもお聞きし、やはり海外で活躍される方は違うなあ、と感心しきりです。
手代木さんは決勝戦ではピッチ上に立つことはできませんでしたが、年々競技レベルが高くなるとともに、
全世界に放映されることからも大きなプレッシャーとの戦いだとしみじみお話しされました。
そして、決勝主審のペンソさんはじめ、大会参加の何人ものレフェリーが母親となってトップレフェリーの座を維持していると聞くと、
改めて世界の女性スポーツ界を知らなすぎる自分に気づかされることになりました。
帰り際に、FIFAから支給された「TESHIROGI」とバックプリントされたレフェリーシャツをいただくことができました。
国内で市販されるものとは違い、アスリート感のあるタイトにデザインされたものです。
世界に1着のレフェリーシャツは北海道協会に飾ってありますので、ぜひご覧になってください。
左から JFA審判指導者部会長 山崎裕彦さん、HKFA副会長 船田さん、手代木さん、越山
レフェリーシャツ